循環器内科
弁膜症
心臓には逆流防止のための「弁」が4つあり、その機能が低下することで生じる病気が弁膜症です。
代表的なものに大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症があり、進行すると心不全や突然死のリスクがあります。
●息切れ、動悸
●疲れやすさ、浮腫
●胸の不快感、心雑音(健診で指摘されることもあります)
弁膜症の診断は、まず第一に心エコー検査です。痛みや放射線を伴わないエコー検査は安心安全に行うことができます。
また、弁膜症は放置すると突然死や心不全、不整脈の原因となるため厳格な管理と、手術の治療時期を見逃さないことが重要です。
弁膜症は息切れや浮腫などの症状が出現した場合や、エコーにて重症と判断された場合に外科手術を行いますが、現在開胸手術だけでなくカテーテルによる弁膜症治療が多く行われるようになってきました。
必要の際は、近隣病院と連携し治療を行います。
また、治療後のエコーフォローも当院で行うことができます。
文責・監修 廣瀬 真由美
主な症状と治療内容
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