内科
感冒(かぜ症候群)
感冒はウイルスが原因で起こる急性の呼吸器感染症で、風邪とも呼ばれます。鼻や喉の粘膜に炎症が起こり、季節の変わり目や気温の変化が激しい時期に特に多く発症します。
ほとんどの場合、自然に治る軽度の病気ですが、免疫力の低下した方や高齢者では重症化することもあります。
鼻水、くしゃみ、のどの痛み、咳、発熱、全身の倦怠感や頭痛など多様な症状が現れます。症状は数日〜1週間程度続くことが一般的です。
ウイルス感染のため抗生物質は基本的に不要です。解熱剤や咳止め、鼻炎薬などの対症療法を行い、十分な休息と水分補給が重要です。
症状が長引く場合や高熱が続く場合は、細菌感染の合併が疑われるため、医師の診察を受けてください。
文責・監修 金田 成宗
主な内科疾患と治療内容
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