内科
肺炎
肺炎は細菌やウイルス、まれに真菌が肺に感染して炎症を起こす病気で、特に高齢者や持病を持つ方に重篤な影響を及ぼします。
誤嚥や免疫力低下が発症のリスク要因です。迅速な診断と治療開始が回復の鍵となります。
発熱、咳、黄色や緑色の痰、呼吸困難、胸の痛み、全身のだるさや食欲不振がみられます。
重症例では意識障害やチアノーゼ(唇や指先の青紫色化)が現れることもあります。
胸部レントゲンやCT検査で炎症の広がりを評価し、原因菌に合わせた抗生物質を内服または点滴で投与します。
重症の場合は入院管理が必要です。また、酸素療法や水分管理などの支持療法も行います。予防としてはインフルエンザや肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。
文責・監修 金田 成宗
主な内科疾患と治療内容
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