リトルリーガーズショルダーは保存療法が基本で、次のような段階的なアプローチを行います。
1. 初期(発症直後〜約3週間)
●投球の中止
●安静を保ち、日常生活でも無理な動作は避けます
●痛みが強い場合はアイシングや鎮痛剤を併用
●肩・肩甲骨・体幹の柔軟性と筋力強化のリハビリを並行して行います
2. 約3週後(症状によっては前後します)
●レントゲンやMRIで骨端線の状態を評価します
●骨に異常がなければ、シャドーピッチングから練習を再開します
●この時点で痛みが出ないことが重要な目安となります
3. 痛みがなければ
●軽いキャッチボール → 投球距離や回数を徐々に増加
●必要に応じて投球フォームの見直しを行い、再発予防につなげます