整形外科
体外衝撃波治療(ESWT)
体外衝撃波治療(ESWT)とは?

体外衝撃波治療(ESWT:Extracorporeal Shock Wave Therapy)は、体の外から衝撃波(音の波)を患部に照射し、腱・靭帯・筋膜などの回復を促す保存的治療法です。
この治療は、大谷翔平選手をはじめとした多くのスポーツ選手が治療やコンディショニングに取り入れていることで知られていますが、現在ではスポーツ障害に限らず、慢性的な痛みや産後の身体トラブルにも広く用いられています。
手術や注射に頼らず、身体が本来持つ「治る力」を引き出すことを目的とした治療です。
体外衝撃波治療(ESWT)の適応
体外衝撃波治療は、「なかなか治らない痛み」「保存療法で改善が乏しい症状」に対して幅広く適応があります。
慢性的な痛み・長引く不調

「年齢のせい」「もう仕方ない」と言われた痛みにも、改善のきっかけになることがあります。
●数か月〜数年続く肩・肘・膝・かかとの痛み
●湿布・痛み止め・注射を続けても改善しない痛み
●朝や動き始めに強く出る痛み
●仕事や日常生活に支障が出ている慢性痛
原因がはっきりしない痛みや、治りにくい腱・筋の痛みにも対応します。
スポーツによる痛み

休んでも治らない」「競技を続けながら治したい」方に選ばれています。
●アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎
●膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
●テニス肘・ゴルフ肘・野球肘
●腱板炎(肩の強い痛み・野球肩)
●腱・靭帯拘縮
●腱付着部炎・慢性腱炎
●足底腱膜炎
部活動・社会人スポーツ・趣味の運動まで、幅広いレベルのスポーツ障害に対応します。
産後の身体トラブル

「育児で痛いけれど、自分のことは後回し」になっていませんか?
●抱っこ・授乳による肘・手首の痛み
●肩・背中・首の慢性的な痛み
●出産後も続く腱・筋膜の不調
●産後に出てきたかかとの痛み(足底腱膜炎)
薬に頼りすぎず、身体への負担を抑えた治療として選択されることがあります。
体外衝撃波治療(ESWT)の特徴・メリット
●保険適用で治療が可能
健康保険が適用されます。
●手術をせずに治療できる
メスを使わず、入院も不要。
身体への負担が少ない保存的治療です。
※すべての症例で手術を回避できるわけではありませんが、結果として手術を減らすことが期待できる治療です。
●慢性化した痛みにアプローチ
一時的な痛み止めではなく、腱・靭帯・筋膜などの組織修復を促すことを目的としています。
●短時間で治療可能
1回の治療は5〜10分程度。
通院の負担が少なく、仕事・スポーツ・育児と両立しながら治療できます。

効果を高めるために ―リハビリテーションとの併用―
ストレッチ・筋力強化・動作指導を組み合わせることで、再発しにくい身体づくりを目指します。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 保険は使えますか?
A1. 健康保険が適用されます。詳しくは診察時にご説明します。
Q2. 治療は痛いですか?
A2. 部位によって刺激を感じることがありますが、多くの方が我慢できる範囲です。
症状に応じて強さを調整します。
Q3. すぐ動いても大丈夫ですか?
A3. 当日は激しい運動を控えていただきますが、翌日以降は症状に応じて徐々に再開可能です。
まとめ
体外衝撃波治療(ESWT)は、スポーツ障害、慢性的な痛み、産後の不調まで幅広く対応できる保存的治療です。
すべての症状がこの治療だけで改善するわけではありませんが、手術を減らすための重要な選択肢のひとつです。
「なかなか治らない痛み」でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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